「でもKU-ONてさぁ、下手したらオバサンくさくない?」

と、ヨッシー。


大柄な体と巨乳を机から斜めにはみ出させている。


「シックっていうんだよぉ!」

ミミが訂正する。



「ミミは、○○とか△△とかが似合うよ」



ヨッシーは、アパレルブランドや音楽に関して異常にくわしい。

出会い系サイトでサクラのバイトをして、

給料を洋服と好きなバンドにつぎ込んでいる。




くわし過ぎるよな。


しかもブランド名を略されちゃうと、

わっけわかんない。



でもみんなフツーに、その話題を続けてる。


私が遅れているだけ…ですか。