秘密の異端者 【番外編】~The repayment of favor~


私の話に食い付いた風磨に答えれば
そうなんだと返された

私は太陽に視線を向ける


「太陽は?」

「あ、えっと…」


視線を逸らされた

私達はお互いの顔を見て首をかしげる


「俺、親父は居ないんだよ。3年前に癌でな」


苦笑しながら頬をかく太陽に
思わず謝った

それに太陽は慌てたように言葉を重ねた


「いやいや、謝らないでよ。別に気にして無いし、ってか、乗り越えたし!」