「あれ?一緒に来たの?」


太陽が計算する手は止めずに
2人が来たことに嬉しそうに声を上げる


「あぁ。そこで会ったから」


風磨が答えながら席に着いた

桐生も同様に席に着く

それを確認した私と太陽は
作業する手を止めた

作成していた資料も大方が仕上がって
ちょうどキリもついた


「今日は何か議題ある?」


私が問えば、風磨は首を横に振る