今は生徒会室のPCで資料の纏めをしている

太陽が隣で行事の予算の調整をしていて
風磨と桐生はまだ来ていない

チラリと太陽を見れば
鼻歌を歌いながら作業をしている

こんなんで大丈夫かと初めは心配したが
それは無用だった

なんでも、暗算の検定でかなりの級を
持っているらしい

人は見かけによらないとは
こういうことだな


「遅くなった」

「ごめんねー!」


風磨と桐生は、一緒に生徒会室に
入って来た