秘密の異端者 【番外編】~The repayment of favor~


それからは、あっという間だった

残りの2日間も授業をサボって練習した

もう、殆どミスなんて無い位に
弾けるようになった

その間にちゃんと生徒会の仕事もこなした

氷月の仕事も忘れてない


あと、例の女の先生にも
会うことができた

気の弱そうな、でも
とても優しい先生だった

なんでも、あのピアノには
少し思い入れがあるらしい

でも、私がピアノを使う事を快く承諾…
どころか、感激された


もう、今は放課後

もう少ししたら弦達が来るだろう

そしたら、本番!