秘密の異端者 【番外編】~The repayment of favor~


1度弦達と別れてそれぞれ昼食を
用意して再び今日は音楽室に集まった


「じゃあ、夜はお母さんにピアノの曲をプレゼントすることにしたんだ」


裕が口をもぐもぐさせながら私を見る

私は食べていたパンを飲み下すと
頷いた


「うん。特に思い出の深い4曲なんだ」


よっぽど穏やかな顔をしていたのだろう

皆が私を見て目を大きくした


「闇月のそんな表情、初めて見た…」

「え?どんな表情?」


戸惑っていればフッと和哉に笑われた


「ねぇ、曲を録音するの2日後の予定だからさ、その時は皆も聴きに来てよ」


私の提案に弦達は笑って頷いてくれた