「なんだ?テメェら?」
すぐ近くで数人の声がする
向こうの路地か
私は足早にそこに向かった
対峙する影が2つ対3つ
へたり込んで座る影が1つ
一瞬で3つの影が崩れ落ちた
へたり込んで座っていた1つの影が
ヘコヘコしながら去っていく
足音を殺して近付いて声をかけた
「恐喝か?」
「あぁ、…って、え?」
驚いた顔で振り返ったのは弦
そして、その隣には和哉
やっぱりね…
チラリと地面に倒れている連中を見る
無駄なく1発で仕留められていて
派手な外傷はない
「なんだ、氷月か…」
余程驚いたのか
少し恨めしい目で見られた


