またねと通話を切ると空を見上げた

まだ真夜中には遠いため
春の星座が輝いている

こちらで見る星も、向こうで見る星も
等しく同じ輝きだ


フッと息を吐くと店内に足を踏み入れた

両親の元に向かう私の足取りは軽い


これからもこの幸せな時間が永遠に
どうか続きますように…