秘密の異端者 【番外編】~The repayment of favor~


私はここで雪也に
雪也のお父さんに会ったことを明かす


「初めて雪也の親父さんに会った時、他の何を聞くでもなく真っ先に弦に雪也の様子を尋ねていたよ」

「会ったのか!?」

「うん…」

「成る程ね。そういう事だったのか」


雪也は電話の向こうでスッキリしたように
カラカラ笑った


「勝手な事して悪かった」


私は素直に謝った

これについては弁解する気は毛頭ない

だが、これに対する雪也の返しは
私の予想と反するものだった


「いや、寧ろ…、感謝してる。
…ありがとな」