秘密の異端者 【番外編】~The repayment of favor~


「あ、そうだ。母の日、貴女のピアノをありがとうね。鮎からのプレゼントなんて、嬉しかったよ」

「あー、…うん」


母さんがあまりに無邪気に笑うから
気恥ずかしくてそっぽを向いた


「あの子達は元気?」


だが、母さんが自然に落とした一言に
直ぐに視線を母さんに向ける


「“あの子達”?」

「ほら、ボイスレコーダーに一緒に入ってた声の男の子達」


あぁ、炎月の皆の事か