可愛いなんて・・・・・・!

言われると思ってなかった・・・・・・!

ほかの人から言われるよりも何倍も嬉しい・・・・・・。

それに、メイクしてるって、気づいてくれた・・・・・・!


「あ、ありがとっ・・・・・・。」

「・・・・・・どこか行きたいところあるか?」

「・・・・・・プリクラ撮りたい。」

「わかった。ゲーセン行くか。」

「うん!」


いつか・・・・・・彼氏ができて、一緒にプリクラ撮るの夢だったんだ・・・・・!


「・・・・・・あのさ。」

「・・・・・・何?」


流也が話しかけてきた。


「・・・・・・手、つながねぇの?」

「・・・・・・え?」

「・・・・・・だからっ・・・・・・。」


流也は顔を赤くして、私の指に自分の指を絡めてきた。


「・・・・・・っ!」


これって・・・・・・恋人つなぎ・・・・・・!

待って・・・・・・!

こんな急に・・・・・・!

それに私、緊張して、手汗すごいしっ・・・・・・!