運命の恋・・・・・・。

たしかに、私と流也は、最後まで愛し合っていた・・・・・・。

お互い、最初で最後の恋だった・・・・・・。


流也・・・・・・。

私たち、生まれ変わっても・・・・・・必ずまた、出会えるよね・・・・・・?

また、再会して・・・・・・恋に落ちるよね・・・・・・?

流也に会える日まで・・・・・・恋の奇跡を信じているね・・・・・・。


「ありがとう、流也・・・・・・。」


私は、流也の笑顔を頭に思い浮かべて、そっと呟いた。

そして・・・・・・風に吹かれて流れていく砂のように、流也の笑顔が、私の頭の中からすっと消えた・・・・・・。

私は、すべての記憶を失って、そのまま永遠の眠りについた・・・・・・。




このまま、心地いい夢が見られそうな予感がする・・・・・・。

初恋の人と過ごしている夢が、見られそうな気がする・・・・・・。


生まれ変わって、誰かと出会って、また恋に落ちたい・・・・・・。

この想いが、いつか誰かに届くといいな・・・・・・。

どんなに離れていても、あなたが好き・・・・・・。




            ~END~