こんなに、奇跡みたいに楽しい毎日は、生まれ変わっても、二度と実現しないと思う・・・・・・。

でも、これがもし「運命」なら・・・・・・俺がこのまま死んで、生まれ変わって、別のだれかになったら・・・・・・絶対にまた、綾羽と出会って恋に落ちることができると思う・・・・・・。


「・・・・・・綾羽、いつか迎えに行くから・・・・・・。待ってろよ・・・・・・。」


俺は、空の上にいる綾羽に向かって、そっと呟いた。


「お~い、流也!早く教室戻るぞ!授業始まっちまう!!!」

「ああ!今行く!」


これから先、俺は・・・・・・どんなことがあっても、誰か素敵な女性と出会っても、君だけを想い続けて生きていく・・・・・・。

君と恋した記憶は、生まれ変わっても、忘れたくない・・・・・・。

俺と綾羽の恋は・・・・・・少しずつ、「愛」に変わっていったよな・・・・・・。