[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





その時だった。



ミシミシミシ…っと壁がきしむ音が聞こえた。
来たか!?


ガタガタと机も揺れ始める。



「志羽っ!!」



俺は志羽の頭を抱え込み、その場にうずくまる。



それは意図してした行動じゃなくて、自然に体が動いた結果の行動だった。
揺れはかなり強い。

腕の中の志羽は少し震えている。