[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





でもできるだけ下ろしておかないと……。



「よいしょっ!!」



志羽は小さな体で机を抱えて下ろした。

なんか、見てて危なっかしい……。



「志羽、なんか見てて怖い」



「でもわたしひとりだけ楽するなんて嫌だよ」



そう言ってふたつ目の机に手をかける。


本当、どこまでいい子なんだよ。
こんないい子そうそうお目にかかれないぞ。