放課後、わたしと近江君はふたりきりでクラスポスターを作っていた。 「これさ、もうちょっと太い方がいいと思うか?」 「んー、そのくらいでいいんじゃないかな?ていうか、書いてないわたしはケチつけれる立場じゃないよ」 笑いながら言うと、近江君も笑った。 近江君の周りの空気は明るい。 そのことに気づいたのは最近のこと。 その明るさが、周りの人の心を明るくしていることに近江君は気付いているのかな。 授業中、近江君をチラチラ見てる女の子、クラスに何人かいるよ。