わたしは近江君が持っている方眼紙を指さしながら言う。 「でも、星空迷路ってレタリングしたほうがよくね?」 「あ、それもそっか。インパクトある方が絶対いいもんね!!」 わたしたちのクラスがすることになった出し物は“星空迷路”っていう迷路。 教室の中を暗幕で暗くして、迷路を作る。 そして、その迷路の壁に蛍光塗料を散らして星を作るんだ。 コストが大してかからないし、絵を描く必要もないから比較的楽だと思う。 迷路の壁に使うものを用意するのが大変だけど。