誰のだ?と思って後ろを振り返るとランドセルを抱えた小学生が立っていた。 あの子のか。 そう思って水筒をとりに行こうとした。 でも、すでに転がった水筒はほかの人に拾われていた。 その人とは……。 「大丈夫?はい、どうぞ」 俺の目の前を水筒を持って通り過ぎて行った志羽だった。 志羽は笑顔で小学生に水筒を渡す。 水筒をわたされた小学生は大きな声でお礼を言う。 「ありがとう!!」