[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





「志羽、普通に細いじゃん」



足とか、細すぎじゃね?っていうくらい細い。



「そんなことないよ。下腹やばーい」



とケラケラ笑いながら志羽は言う。


よく笑う子だな、ほんと。
後ろ向きなことを考えることがほとんどないんだろうな。
人生をすごい楽しんでる感じだ。



「あっ……」



そう声が聞こえたと思うと、水筒がコロコロをバスの後ろの方から転がってきた。
その水筒はバスの一番前まで行って、壁にぶつかってから止まった。