「昨日もここのバス停から乗ったのか?」 それなら俺も明日からここから乗ろうかな。 バス停ひとつ分くらい余裕で歩ける。 「ううん?昨日はここよりもよっつ前くらいのバス停から乗ったよ」 「……え?じゃあなんで今日はここからなんだ?」 「今日は早起きできたから散歩もかねてここまで歩いてきたの。自転車通学とかならいいんだけど、バス通学だったらちょっと太っちゃうからね」 わたし部活入ってないし、と志羽はつづけた。 俺は頭の先からつま先まで志羽を見る。 志羽に太るっていう言葉は無縁な気がする。