優太との思い出が愛しいっていう気持ちの方がもちろん大きいんだけど……。 まさか、それを気づかれるとは思っていなかった。 「あっそういえば、俺がっつりタメ口だけど何年生?」 「今日から2年生」 そう言うと近江君はほっと胸をなでおろした。 「良かった!!俺も2年生!!去年は違う高校だったけどな!!」 あ、やっぱり転入生だった。 わたしの勘もあなどれないね。 『次は高城高校前ー、高城高校前ー』 そうバスのアナウンスが鳴った。