「ありがとう。じゃあ、座らせてもらうね?」 「はい!!急ブレーキでもかかってこけたりしたら大変ですから!!」 占いはビリだったけど人助けをすることができた。 これが今日1日の中で唯一いいことなのかもしれない。 座席に座った妊婦さんと雑談をしていると、急ブレーキがかかった。 わたしの体は大きく前のめりになる。 やばい!! そう思った時だった。 「危ない!!」 そう声が後ろからして、わたしの手首を誰かが掴み後ろにひっぱった。