わたしは満足して、雪うさぎを眺める。 理人も興味津々で雪うさぎを眺め、胴体に触れる。 「冷たいな」 「だって雪うさぎだもん」 そう言って笑うと、理人はわたしの両手を握った。 「……やっぱり、雪音の手も冷たくなってる」 そう言いながらわたしの手をさする。 理人の手は冬でもあったかい。 そのぬくもりに目を細めていると、理人も優しく微笑んだ。