[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





ああ、暖かい…。

理人のぬくもりだ……。




嬉しいはずなのに。

理人が無事で心の底から安心してるのに、なぜか涙があふれ出す。




「当たり前。足もちゃんとあるよ」



「っ……うぅ――……っ」



「泣くなって。……ごめんな?結局遊びに行けなかった」




わたしは理人の腕の中で首を横に振る。




そんなのどうだっていい。