[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





わたしの目に飛び込んできたのは……。



ベッドの上で横たわっている理人だった。




「り……と…」




小さく名前を呼びながらベッドまで近づく。



病室には理人以外誰もいない。

理人のお母さん、どこ行ったんだろう……。



そっと理人の頬に触れると。


その手をガシッと掴まれた。



「えっ!?」




突然のことに驚き、声を上げる。