優里枝ちゃんはそういう子じゃないような気がする。 しばらく、フェンスに手をついて下を眺めていると優里枝ちゃんがやってきた。 急いできたんだろう。 髪の毛がボサボサになって息が切れている。 「ごめっ……先生に捕まっちゃって……」 「なんで捕まっちゃったの?」 「提出物、範囲間違えてた……」 うわ。 それはきつい。 真面目にやったのに範囲を間違えているせいで再提出っていう、つらいパターンだ。