[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





「冗談だよ。でも、本当になんだろうね?」



ふたりで考えながら、トイレから教室に戻った。


それから放課後まで授業を受け、靴箱の掃除をしてからわたしは屋上へ向かった。
そういえば、うちの高校って屋上に入ってよかったっけ?


屋上に行ってみると、鍵はちゃんと開いていた。

普通の高校は立ち入り禁止なことが多いんだけどな……。



そう思いながらドアノブをひねる。



そのままドアを押すと、屋上が解放されている理由が分かった。




おもしろいくらい高いフェンスで囲われている。
多分、この高いフェンスを登れる人はいないだろう。