*雪音side*
時は流れ。
ついに11月に突入した。
冬服の方が可愛いうちの高校の女子の制服を着てわたしは学校へ向かう。
冬になるとわたしは切なくなる。
嫌でも、大切な人が消えた時のことを思いだすから。
「おはよ」
バスに揺られていると、後ろから声をかけられた。
「あ、おはよう理人」
振り向くと、理人が優しく笑っていた。
時は流れ。
ついに11月に突入した。
冬服の方が可愛いうちの高校の女子の制服を着てわたしは学校へ向かう。
冬になるとわたしは切なくなる。
嫌でも、大切な人が消えた時のことを思いだすから。
「おはよ」
バスに揺られていると、後ろから声をかけられた。
「あ、おはよう理人」
振り向くと、理人が優しく笑っていた。