それほど、雪音は俺の中で大きな存在なんだ。 そんな大きな存在と俺は出会ってしまったんだ――… ―***― 俺はひとり歩いて図書室へ向かう。 “…わがまま言って、抱き付いたりしてごめんね?……雪音ちゃんのこと、別れてもまだ好きなんだね?” そう言って、優里枝は俺から離れてくれた。 “……大好きだから、がんばってね” そう、俺にエールを送ってくれた。 本当にごめんな、優里枝。