[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~






まさかまさかまさか。




優里枝ちゃん、まだ理人のこと……?



「いない、よ」



震える声でそう答えると、優里枝ちゃんは安心したように微笑んだ。



「よかったぁ……私ね、理人と別れてからすごく後悔したの。…別れてって言ったのは私なのにね」



わたしと、同じだ。

別れてから理人の存在の大切さに気付いた。




失うまで、気付けなかった。