それはとてもきれいな笑顔だと思った。 「誰かが、雪音ちゃんのことを幸せにしてくれますように……って。それから…っ私や私の旦那がいつまでも元気でいられますようにって……っ」 優太のお父さんはボロボロ涙を流す優太のお母さんの肩を抱いて言った。 「ありがとう。優太を見とってくれて。……ありがとう。息子を好きになってくれて」 わたしは微笑んで、うなずいた。 ふと窓の外を見ると。 雪のつぶが空から降ってきていた。 天気予報の通り、今日初雪が降った。