太陽の光をあびるのが大好きだったはずなのに。 わたしのために、自分が好きなことをあきらめていたの? 「バカ……だなぁ……」 優太の茶色い髪の毛を指で梳きながらつぶやく。 わたしは優太にそこまで尽くしてもらえるほどの人間じゃないのに。 「優太の、最後の願い聞いた?」 「……わたしが、世界で一番幸せになること……?」 「……そう、言ってたのね。雪音ちゃんには」 「え……?お母さんは違うことを言われてたんですか?」 そう聞きながら振り返ると優太のお母さんは涙を流しながらも微笑んだ。