そんなことばかり考えてしまう。 でも、きっと理人はわたしが理由を離さない方がもっと心配する……。 わたしは意を決して理由を話す。 「家の前にね、電柱があるの分かるよね?」 『……ああ、確かにあったな』 「そこの影に人がいるの」 ちらっと窓の外を見てみる。 ……うん。 まだいる。