わたし、あんなに優しさをくれた人に謝らせちゃった。 本当に最低だ。 「わたし、今日いつも通りのバスに乗ってきたのにね、理人に会わなかった。…理人、きっとわたしを避けてるんだよ」 苦笑しながら言うと、るりかは眉を寄せた。 「それはないんじゃない?だって近江君は雪音のことが本気で好きで告白したんだから。本当に好きなら別れたからってさけたりしないでしょ」 「でも……」 わたしが反論しようとすると、るりかは私の頬をつねった。 い、痛い……。