[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~






「ごめっ……わたしが泣く資格なんてないのにっ……」



「泣いてもいいよ。泣きたい時には泣いてもいい。泣いたらいけない人間とか、この世にいないから」



そう言って理人はわたしの肩を抱き寄せた。






「雪音、ずっと好きだから」






こうしてわたしは、たくさんの優しさをくれた人を手離すことになったんだ――…