[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





「……嫌か?」



理人は不安そうに聞いてくる。
わたしは首を横に振る。



「ううん。全然」



「そっか」



と理人は微笑んで、わたしの手を引いて砂浜を歩き出す。



たまにわたしは砂浜に転がっているナマコを蹴飛ばしたりして、理人はうお!!と大げさに驚く。


それがなんだかおかしくて、ナマコを見つけるたびにわたしは蹴飛ばす。