[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~






「ぁ………」




わたしが小さく声を漏らした時だった。



ピ――――――



という、警告音が鳴った。



優太の眠るベッドのそばにある心電図は直線になって、0という数字が赤く染まっている。



「心臓マッサージいくぞ!!」




優太の担当医の先生が、心臓マッサージをする様子をわたしは放心して見つめた。
バタバタと扉の外から大きな足音が聞こえてきたと思うと、部屋のドアがガラッと開けられた。