[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





「男の子だったらどうする?」



「別にどうもしないけど……あっちょっと来て!!」



テーブルを拭いていたお母さんに手招きされて、わたしはお母さんのもとへ行く。



「寝癖、ついてるよ」



そう言ってお母さんはわたしの頭をなでてくれる。



「あ、ありがとう」



「……あなたは幸せになるよ。きっと。だってたくさんつらい思いしたんだもん。これから先の未来はきっと幸せだよ」



お母さん、いきなりどうしたんだろう。

でも、その言葉がわたしの心を軽くした。