[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





理人、付き合い始めてから知ったけど結構頑固なんだ。

ここまで断言されたらもう反論しても無駄になる。



「……わかった。じゃあ、10時になったら玄関の前で待ってるね」



『ん。じゃあな』



わたしは通話を切ってから携帯をベッドの上に投げる。



「服どうしよう……」



わたしはクローゼットの中を見ながら悩む。
ワンピースにしようかな。


薄ピンク色の布に、白い小さな花がたくさん散りばめられているワンピースをわたしはハンガーからとった。