[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





わたしは携帯を耳に当てたまま、携帯を持ってない方の手でクローゼットを開ける。


早く着替えないといけない。



『じゃあ、10時になったら家まで迎えに行くから』



「え!?」



『え?時間早かった?』



いや、そこで驚いたんじゃなくて。



「うちまで来るの?バス亭集合とかでよくない?」



わたしの家まで来るって、手間でしょ?



『いや。俺が迎えに行きたい』