「聞こえるか優太!!」 わたし、あの白衣の先生知ってる。 優太の担当医の先生だ。 「おいっ来てくれたぞ!!約束したんだろ!?雪が降ったらあの子と雪うさぎを作るって!!楽しそうに言ってたじゃないか!!」 わたしに目配せしながらそう叫ぶ先生。 わたしは一歩も動くことができない。 怖い怖い怖い。 足が震える。 今すぐ優太のそばに行きたいのに。 足に力が入らないっ……。