[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





「近江君は優しいよ」



ほら、今だって。



こんなわたしの隣にいてくれてる。

あいまいで、地に足がついてない状態なのに告白をオッケーしてしまったわたしの隣にいてくれてる。


それだけで十分優しいよ。
わたしは近江君に微笑みかける。



「……また……」



そうつぶやき、近江君は眉を寄せた。