「いえいえ。わたしが勝手にしたことですから、謝らないでください」 それからわたしと近江君はその親子と別れて、公園へ行った。 「志羽ってさ、不幸体質?」 「え?なんでそう思うの?」 誰もいない公園に、キー…とわたしと近江君が座っているブランコの音が響く。 夕暮れの公園ってちょっと怖いよね。 赤い三輪車とかが倒れてたらさらに怖い。 あ、今はそんなことどうでもいいか。 「なんでわたしが不幸体質って思うの?」