わたしはあわててその子に駆け寄る。 「大丈夫!?」 わたしはその子の脇の下に手をやり、立たせる。 ひざからは血が出ている。 とっても痛いはずなのに、その子は必死で涙をこらえていて。 その子を見て、ふと思った。 近江君から見たわたしって、この子と同じなのかな…って。 つらくても泣くのを我慢して、泣けなくて。 結局周りの人に心配をかけちゃう困った子。