[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~




改めて言うことじゃない気がする。



「……それもそっか」



そう言って苦笑してから近江君は席につく。

わたしはふぅ、と小さく息を吐いて、るりかに聞く。



「…わたし、おかしくなかった?」



いつもみたいに笑えてたかな。



「……すごくおかしかった」



「……どこが?」



そう聞き返すと、るりかは複雑そうな顔をして言った。