[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





と自分を責めていると、近江君は笑った。



「はははっ…らしくないなぁ。志羽、いつもみたいに笑って?」



そう言われて、顔を上げて微笑むと近江君も微笑んだ。



「それでいいよ。別に、大して変わったことはないんだから」



そう…だよね。



付き合い始めたからって何かが大きく変わるわけじゃない。
普段のわたしでいてもいいんだよね。



「あ、そうだ。志羽、今日一緒に帰らないか?」



「え?いつも同じバスに乗ってるじゃん」