[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~





その声を頼りに俺は迷路の中で志羽を探す。



「そうそう。お嬢さん、ニキビ予防のサプリメントいかがですか?」



「ごめんなさい、今お母さんが留守にしていて…わたしひとりでは決められないんです」



などと冗談を言い合いながら俺は迷路を進む。


……普通に難しい。

そこまで広い教室じゃないのになんでこんなに難しい迷路が完成してるんだ?
俺と志羽は委員会の方が忙しくて教室の準備をしてないから迷路の構造を全く知らない状態。



これは迷子パターンだな……。