[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~






優しくて、大好きな優太の声が耳に響いてくる。





「世界で一番君を愛してくれる人を見つけて、君もその人を愛して」





その言葉は、わたしの恋が叶わないことを意味していた。


優太はそれでいいんだね。
わたしが優太以外の人と幸せになっても、それでいいんだね……




「そんなお願い……っ」


「聞いてくれるって言ったよね?」



ここでそんな優しい笑顔、ずるいよ……。
わたし、うなずくしかなくなっちゃうじゃん……。



わたしはしぶしぶうなずいた。