「私、もう殆ど大丈夫だから、いつもの病室に行くよ。吐き気酷かったからここに置いてくれたんでしょう?いつまでも居たら悪いし……」
みぃちゃんは、ほんとこういう事にすぐに気がつく……
「司と相談してからな。みぃちゃんはそんな事気にしなくていいんだよ」
「………分かった。つーくんと移動する方向で話進めてね?」
「分かったよ。それから昨日、発作起きてるから、安静にしてなきゃダメだよ。酸素も付けててね」
「………はぁい。ICUの中じゃ動き回れないよ」
苦笑いのみぃちゃん。
「それもそうだな」
みぃちゃんの頭を撫でて、ICUを出た。
「樹っ‼︎」
「あ、司。丁度探しに行こうと思ってたんだ。みぃちゃん目が覚めたよ。吐き気も殆どないって。腹痛はまだあるみたいだけど」
「そっか。良かった……
それなら、病室に戻ろうか。みぃもそう言ってるだろ?」
「流石、主治医。みぃちゃんにここ出たいって言われたよ」
「じゃぁ、移動するよ。みぃもその方が気が楽だろうし。病室整えたら迎えに行くってみぃに伝えてて」
「了解」
俺は再びICUに戻り、みぃちゃんの元へ訪れた。
「みぃちゃん」
「あ、いっくんどうしたの?」
「司が病室準備できたら迎えに来るって」
「分かった。いっくん、色々ありがとね」
「気にしないで。俺の仕事だから」
「それでも、ありがとう」
みぃちゃんの『ありがとう』には、色んな意味が含まれてるなと思った瞬間だった。
みぃちゃんは、ほんとこういう事にすぐに気がつく……
「司と相談してからな。みぃちゃんはそんな事気にしなくていいんだよ」
「………分かった。つーくんと移動する方向で話進めてね?」
「分かったよ。それから昨日、発作起きてるから、安静にしてなきゃダメだよ。酸素も付けててね」
「………はぁい。ICUの中じゃ動き回れないよ」
苦笑いのみぃちゃん。
「それもそうだな」
みぃちゃんの頭を撫でて、ICUを出た。
「樹っ‼︎」
「あ、司。丁度探しに行こうと思ってたんだ。みぃちゃん目が覚めたよ。吐き気も殆どないって。腹痛はまだあるみたいだけど」
「そっか。良かった……
それなら、病室に戻ろうか。みぃもそう言ってるだろ?」
「流石、主治医。みぃちゃんにここ出たいって言われたよ」
「じゃぁ、移動するよ。みぃもその方が気が楽だろうし。病室整えたら迎えに行くってみぃに伝えてて」
「了解」
俺は再びICUに戻り、みぃちゃんの元へ訪れた。
「みぃちゃん」
「あ、いっくんどうしたの?」
「司が病室準備できたら迎えに来るって」
「分かった。いっくん、色々ありがとね」
「気にしないで。俺の仕事だから」
「それでも、ありがとう」
みぃちゃんの『ありがとう』には、色んな意味が含まれてるなと思った瞬間だった。