きよとは、鈴に恋をしている。

それはきよとになっている俺が1番、きよとの気持ちを体感して

知っている。


鈴に「きよちゃん」と呼ばれるだけで、鼓動がはねたり

そんな気持ちを隠すように

きよとは、大好きな鈴の肩までの黒髪をぐちゃぐちゃに撫で回す。


止めてやれよ。と言いたいが

きよとに入ってる俺には自分の意思で行動ができないから

ただ

甘酸っぱい初恋を謳歌しているきよとになって

同じようにきよとから甘酸っぱい気持ちを貰っている